こういち工作記

忘れる工作者の備忘録

Bタンク117 再クランク9

 ワークを長くしてみます。工作本の作例も長いサイドロッドでした。長ければ安全かつゆっくり回転できると思います。ちょうど失敗したサイドロッドの端材があります。t6洋白板の2枚重ねで、半分に切って4枚にしました。φ1.5の孔が開いていたので、折れたφ1.5ドリルシャンクを通して重ね、フラックスを塗り、ハンダをのせて、上から抑えながらバーナーで炙りました。

 φ1.5の孔はφ1.9に拡げました。φ1.9のキリをくわえたチャックを動かさず、その位置で緩めてセンタードリルに交換します。左右方向はネジを締めて止めておき、前後方向のハンドルを手前にバックラッシュ分回して抑えながら、ダイヤルリングを0にします。手前の方へ2.5mm進めてもみつけました。これで2.5径のクランク孔が開くはずです。

 反対側も含めて3組分あけました。ワークの下に見えるのはt1.5の敷板で、これでワークの水平を出しました。敷板まで孔があいています。

 バーナーで炙ってハンダを外しました。

 残ったハンダはバーナーで炙って布で拭うときれいに取れます。でも、孔にハンダが入るので、ドリルキリでさらっておきました。

 孔のバリはバリ取りを軽く当てて取ります。さて、いよいよ外形です。