ドリルチャックとエンドミルは長さが大きく違います。ドリルチャックを外して、φ6のコレットにダイヤルゲージをはめました。このフライス盤は主軸を支柱にネジで止める、ボール盤タイプなので、上下に大きく動かす度に左右方向の水平がずれやすいのです。
極めて静かに下ろしました。幸いぶれはありませんでした。φ1エンドミルは短くて、ダイヤルゲージもかなり低い位置で計測しています。
エンドミルをつけました。折らないように布を敷いています。エンドミルのシャンクがφ4なのでスリーブをつけています。
治具に止めて削ります。
下の方が歪みました。この位置に来ると、治具のネジがエンドミルに触れて緩み、巻き込むのです。上の方の厚みを見るとちょっと厚めなので、治具のネジ頭をもう少し削って当たらない位置でワークを回転するようにしてみます。
あとは、何回かに分けて回転させること、主軸の回転数を一つ上げてみることにします。