こういち工作記

忘れる工作室の備忘録

Bタンク30 スリーブ

 ロッドピンのスリーブ治具ができました。t1.5の板の一端をt1.4まで削ります。そこにφ1.5の孔をあけました。

 外径1.5、内径1のパイプをモーターツールにはめて、400番の耐水ペーパーで磨きます。

 ピンバイスにくわえなおして、治具にさします。ハンダで止めて、治具から出た頭を治具と同一平面まで削ります。

 M1.4のタップでネジを切ります。ちょっと回して戻してを繰り返して切り込みます。

 切り込みすぎてパイプが回り出し、パイプをペンチで抑えたら、タップにパイプが巻きついたまま外れました。3mm近くも切りすぎていました。1.4mmなので、切り込み量を見ながらやればよかったのです。

 結局2回同じ失敗をして、出勤時刻になってしまいました。

 

 

Bタンク29 弓押さえ

 長い前置きです。第二動輪もロッドピンを作り直すことにしました。サイドロッドがt0.6、メインロッドのビックエンドがt0.7で、合わせて1.3mmでした。スリーブは遊びを持たせて1.4mmにしました。

 第一動輪と同様の工作です。t1.4の真鍮板を治具にして外径φ1.5、内径φ1のパイプをねじ切りして切断します。

 治具はt1.5の端材で作ります。糸鋸で切って、刃を折りました。付け直そうとして、その1本だけ弓押さえがないのに気づきました。

 糸鋸は刃を張って使います。刃をつけるときは、弓の一端を机などに押し付けて、たわませつつまっすぐ刃をつけます。刃を付けて片側の止めネジを締めて、弓を押し付けながらもう一方を締めます。この、たわませながら止めネジを回すのがなかなか難しいのです。

ましてワークに休み孔を開けて切るようなときには、押し付ける動作もできず困ります。

 そんなとき、弓押さえは便利です。弓にはめるだけでたわみを作れるので、どんなときでも簡単に糸鋸の刃が替えられます。OLFAならぬ「折る刃人」の私には必需品です。『鉄道模型工作技法』で紹介されている方法です。

 長い前置きは以上です。そこで弓押さえを作りました。t1、10mmのフラットバーを弓から20mmほど押さえしろを残して切り出します。これが冒頭の写真です。

 材料の弓の外縁あたりから内側へ弓を回りこむように曲げます。板の曲げるところをバーナで炙って冷ますと、手で曲げられます。

 両端は力がかかるので補強します。t1.5の真鍮板の端材を使います。外径をケガキ針で写しとります。この線に沿って糸鋸で切り取ります。

 厚板なので太い刃を使いました。♯5【ゴ】です。5/0【ゴゼロ】ではありません。刃がしっかり目視できるほど大きいです。

 この糸鋸に付いているのが弓押さえです。弓の幅や厚みが違うので、糸鋸ごとに必要なのです。この糸鋸は締め込みのネジをキャップにして、万力などに当たるのを避けています。

 こんな感じに補強を切りました。U時に切り込んだ先で切り落とします。

 補強を両端の中央にはめます。接合部にフラックスをぬって、ハンダを少しニッパーで切って載せます。

バーナーを中火にして炙ります。ハンダが銀色に光って流れたら火を止めます。冷めてからキサゲで余分なハンダを取ります。

 できました。長持ちしますので、これで当面弓押さえは作らないでしょう。他の弓押さえも作って15年以上使って現役です。

 濃厚な人になってしまったので投稿がしばらくなくてすみません。

 

 

 

 

Bタンク28 ロッドピン作り

 

 第一動輪のロッドピンが長く、クロスヘッドに当たりそうです。サイドロッドのザグリ孔にピンの頭を沈めたらよさそうです。あらら、ピンが斜めになってますね。

 元のロッドピンはφ1.4全長3mmです。頭がφ2でt1、スリーブの長さは1mm、ネジ部の長さはクランクの厚みに合わせて0.6mmです。

 サイドロッドはt0.7です。ザグリの深さは0.3なので、スリーブは0.4くらいです。新製するピンは頭がt0.3でφ2、スリーブは0.5mm、ネジの長さを0.6mmにしました。全長1.4mmで、元のネジの半分以下の長さです。

 エコーのφ1.4長さ2mmネジが素材です。スリーブは外径φ1.5内径φ1の真鍮パイプにM1.4のネジを切ってはめます。今回はザグリに嵌るように、頭が極薄のφ1.4長さ2mmネジを使いました。

 ハンドピースにチャックをつけて、ネジをはめ、頭をヤスリでφ2に削りました。極薄の頭はザグリに沈みました。写真下が素材です。

 t0.5の板にφ1.5の孔を開け、パイプをハンダづけします。少しはみ出しておいて、板表面に合わせて削り、端面をならしました。

 M1.4のネジを切ります。

板に合わせて糸鋸で切ります。

ネジをはめてみます。

 板をバイスに挟みます。ネジを少しゆるめて、ピンセットでつまみながら、板にコテを当てて抜きます。

 頭とスリーブの間にロックタイトを塗ります。スリーブをピンセットでつまみながら、ネジを回しました。

 サイドロッドにはめてみます。スリーブの厚み少しはみ出て、きつくならずに良いようです。

 クランクにはめて、飛び出たネジをヤスリで削り落とします。

 できました。手前が元のピンです。短くなりました。

 動輪にはめてみます。いい感じです。やはり少し斜めですね。クランクを直すかな。

 

 

 

 

 

Bタンク27 動輪再製2

 

圧入車輪はタイヤと

輪芯に分かれます。

写真上の絶縁側はさらに

輪軸にも樹脂のカラーが

着いています。

動輪にするときの過程で

これらが動くと、

バックゲージや位相が

狂います。

そこで、今回嵌め直すときは

タイヤはロックタイト601で

軸カラーはエポキシ系接着剤で

止めました。

ところで、動輪のクランクは

タイヤからどの程度飛び出して

いるのでしょう?

手持ちの5個を見てみます。

左端はエコーのφ10.5、

センターはつぼみBタンクです。

平均で0.4mmほどタイヤから

はみ出ています。

さらに気づいたのは、

ロッドピンのネジ穴の長さです。

スポーク一本がクランクの位置に

重なって、一体になっています。

ネジ孔は2mm程度長く作られて

締め込めるようになっています。

ものによってはネジ孔だけが

タイヤの外にはみ出ていたり、

車輪裏まで貫通していたりします。

ネジ孔もしっかりしていないと、

回転でピンが回ってしまうのかも

知れません。

圧入車輪は輪軸回りが

外周より高くなるので、

t0.6のクランクでもかなり

外に出てしまうことにも

気づきました。

そこでクランクの輪軸周囲を削って

嵌めました。

さらに軸端はマスキングテープで

保護して切り落とします。

クランクを仮にはめます。

位相を合わせて、軸とクランクを

はんだ付けしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Bタンク26 動輪再製

 

輪軸にカラーがあるのは絶縁側

だけでした。間違いをお詫びします。

非絶縁側はロックタイトで

固定していました。

だから、スポークが割れたのです。

これが後で功を奏しました。

ベアリング抑えと、

軸径φ2とギヤ軸孔φ3のスリーブを兼ねたパイプを新しく切り出します。

突っ切りはカッターの刃です。

とても良く切れます。

切り幅が短く材料が節約できます。

3個失敗して、やっと

ちょうどよく切り取れました。

そこで先述の絶縁側車輪です。

日光圧入車輪は片側絶縁です。

一つ壊したので絶縁側が余ります。

写真左から2、3番目が絶縁車輪です。

これを使い両方絶縁にしようという

目論みです。

 

できました。

このベアリングは通電しないので、

片絶でも結局、両絶になります。

この方法では車輪が

車軸で絶縁されるので 

よりショートを避けられるのでは

ないかと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Bタンク25 一歩進んで…

シリンダー間隔とロッドとの

当たりを見ていた時に

第二動輪のバックゲージが

0.6ほど広がっているのに

気づきました。

 

直そうとタイヤを治具で押したら

タイヤだけが奥に動いてしまいます。

そこで軸抜き治具で引いたら

なんと輪芯が割れてしまいました。

長く取り組んだ第二動輪は

写真左下の無残な姿になりました。

 

再び引き出しを開け、

日光製圧入タイプ、

プレーン軸10.5スポーク車輪、

軸径2.0を探しました。

 

写真上のバックゲージ治具

入っているのが新製第二動輪です。

 

しかし、なぜバックゲージが

広かったのでしょう?

呑気にもよくこれまで

気づかなかったものです。

圧入タイプの車輪は

写真左のように、輪軸に

プラ?のカラーが付いています。

このカラーのつばが

バックゲージを広げていました。

ベアリング抑えのパイプを

その分引いてつけます。

バランスウエイトもクランクも

再利用です。

さらに、サイドロッドが思いの外薄く

ロッドピンはもっと短くしないと

クロスベッドに当たるでしょう。

まだまだ、下回りから離れられません。

下心がありすぎるからか…