バイト削りの方法を確かめるのに、久島諦三さんの『ミニ旋盤を使いこなす本』を読みました。
そこにロッド端の切削方法が説明されているのを見つけました。
宇宙旅行ではないのだから、毎回加熱して工作するのもどうかと思っていました。この治具ではワークが動くので、中心は嵌めただけで止めません。さらにアップカットを意識した回転手順も示されています。以前クランクをハンダで止めて回したことはありましたが、もっと良い方法がありそうです。ちょっと考えてみました。
ワークを棒材で保持して回転させれば、ロッドと同様に削れるのではないか?この場合棒材にねじ止めが必要です。さらに穴径によって治具が二つになります。しかし、毎回加熱処理は不要になります。
早速3×3棒材を切り出しました。先日エコーさんで求めておいて良かったです。この先端にクランクを止めるネジ穴を開け、0.6のスリットを切ればよいのです。