台座にワークを止めて外形を削りだす治具を作ります。2.5間隔でM1.4ネジを切ります。この治具は何度も使うことになるので、穴間隔は正確に2.5mmにする必要があります。
穴間隔の治具を作りました。t0.8の真鍮板端材に2.5mm間隔でφ1の孔をあけました。これが何度やっても2.6mmなどになり、合いません。
XYテーブルなので簡単なはずなのですが、プロクソンのテーブルはバックラッシュが大きく正確な位置が出しにくいのです。先輩のブログを見ていて学びました。テーブルを一方通行で動かせばよいのです。
この場合、手前に回して位置を合わせて一回目の孔を開け、そこで目盛を0にして、手前に2回転半回します。ここで逆方向に回すとバックラッシュが出ます。2回目の孔を開けます。
同径の孔間隔の測り方は「蒸気を作ろう」によると、二つの孔にそれぞれ同径のキリを立てて、キリの外側と内側を測って、足して2で割ればよいのです。
できました。この調子でやればもっとぴったりになるでしょう。
風邪を引き、ちょっと早寝してました。やっと治りました。先日は同人の会に参加させて頂きました。おかげさまで大変多く学びを得られてました。とても幸せな会でした。ご準備頂きました方々に、心から感謝申し上げます。
このクランクはよくある蒸機に関しては実在しにくい部品です。多くの動輪はクランクが輪芯と一緒に鋳込まれています。アウトサイドフレームの場合などにウエイトと共に作られているのは知っていますが、別になっている例は見たことがありません。模型ならではのパーツ作りなのだと思うと、なんだか不思議です。そんな話をしてきました。
クランク外形削りについてご助言を頂いていて、順次試したいと思います。
このブログは私の備忘録ですが、どうぞご助言などございましたら、コメント頂ければ幸いです。