エンドミルが折れたのは、治具の下に置いた敷板が低く、バイスのアゴに引っかかったからでした。別のバイスの敷板を流用したので、治具がアゴより低くなったのです。写真右下の真鍮板がそれです。高さ10mmでした。
改めてバイスのアゴの高さを測ると、20mmありました。治具は10mm角材でしたがエンドミルで削ってアゴより少し低くなったのです。
工作本「蒸機を作ろう」の写真では治具がアゴより上の位置になっています。こうあるべきでした。手を先に動かしたいと思う一方熟慮に欠け失敗するのが常套手段ですが、熟慮して手付かずという時も多いのです。アンバランスです。
先月エコーモデルで治具用の洋白板を頂いていました。t2で幅は30mmです。これを18mmで2枚切り出し、敷板にします。写真の万力に挟んだ板がそれです。♯1の糸鋸刃であと5mmというところで、刃が折れて時間切れです。
エンドミルが届きました。工作本を読み直して側削りに向く4枚刃で、刃径φ1です。シャンク径は4で、以前作ったスリーブが役立ちます。写真はスリーブにはまったエンドミルです。さあ、やるぞ!