前回のブログは大間違いでした。
支柱に対して主軸がどんなに回っても、支柱とXYテーブル上のバイスの水平が保たれていればXY方向の水平は保たれています。
主軸を右に振ってみます。
敷板に平行の線をけがいて、センタードリルの先を線に合わせ、x方向に送ります。ずれはありません。
逆に左に振ってみます。
センタードリルの先をけがき線に合わせて送ります。ずれません。
Y軸、前後方向にもずれはありません。
つまり、aとbの支柱に対する水平が保たれていれば、主軸、つまりチャックがどんなに回転しても、バイスに対するXY方向の水平は保たれていて、点Dでも、点Eでも変わらないのです。
支柱にマグネットベースをつけて、一度バイスやテーブルの水平は測りました。これは何のためにしていたのでしょう。バイスのXY方向の水平を出すためでした。
誤認の始まりは、このキラ君が高さ合わせの度に水平を測っていたからでした。これはベース自体が回ってしまうので、高ざを合わせる度に支柱からの水平を合わせる必要があったのです。これとバーチカルアタッチメントは逆なのでした。
お粗末な顛末でございました。railtrack様ご指摘本当にありがとうございました。