下孔はそんなに小さくなくていいわけですから、何も刃を折るほど細いキリを使うわけもないのです。ご指摘ありがとうございます。
というわけでφ0.5であけようとしたら、あららキリが進みません。二つ並んだ奥の穴です。どうもこれも折り込んで放ったもののようです。
そこで、塩漬けのステンレスケースを見たら、別のワークが塩漬けになっていました。こちらはすっかり溶けてます。これを洗って使います。このワークなら、軸孔もクランク孔もしっかり開いていて、すぐ外形に入れそうです。
さっきの折り込んだ方を塩漬けにしました。ステンレスの容器に塩水を張って、鉄片とともに沈めます。
空いてない穴にφ0.5で下孔をあけます。キリをチョンチョンと当てて進めます。
外してみてあらら、めくれが間に入って広がってしまいました。ハンダが回ってないか、塩漬けで隙間が開いてしまったようです。いつものことですが、うまくいかないものです。