こういち工作記

忘れる工作者の備忘録

Bタンク107 嘘つきは失敗のもと

 直角水平はスコヤを当てて光に透かすと、合っていないところが光って分かります。なかなかシビアできれいに光が隠れません。

 コメント頂きありがとうございました。いつもやってます、なんてコメントしていますが、やってませんでした。小学生低学年レベルの虚栄心です。どうもすみません。機械だから合っているだろうと思っていました。この怠惰と傲慢さが悪い結果を生むのでしょう。

 これが手削りの敷板です。長辺は幅10mmのフラットバーなのでそのままです。短辺が10mmしかないのに直角が出せず苦労しました。ヤスリに力を入れて速く削るからなのです。軽く当ててゆっくり削ってこの通りです。

 今回の敷板です。光は漏れていません。フライス盤は見事なものですね。過去の記事で、この敷板を作った時は、スコヤを当てて光にかざしていました。

 土台の角材です。削ってない側の面です。光は漏れていません。

 そしてこれが今回削った面です。なんと隙間から光が漏れて、思い切り斜面です。どうしてなのでしょう?バイスは掃除しましたし、敷板は2枚とも直角水平が出ています。バイスに止める際にはプラハンマーで叩いてもいます。

片側は9.42mmです。

反対側は9.55mm、0.13もずれています。

 敷板が薄くてずれるのかもしれません。4mm角材を挟んで、倒れないようにしました。

 あっ、と気が付きました。チャックです。ドリルチャックのままでした!エンドミルはコレットチャックでくわえるのです。これが原因かも知れません。Railtrackさんは既にお見通しでございましたか?