こういち工作記

忘れる工作者の備忘録

Bタンク71 挽物のピン

 φ2の洋白棒をφ1に旋盤で挽きます。旋盤で作ったパーツを「挽物」といいますが、「挽く」は道具で削って作ったものをさすので、こう言っていいのでしょうか?「切削する」より短くていいなと思いますが、間違っているかもしれません。

 チップを使って、横送りを一目盛送る毎にノギスで径を測ります。φ1.1からは半目盛毎に測り、φ1に追い込みます。

 ピンバイスに咥えて手持ちダイスでネジをきります。スイスイ削れます。このダイスでは、φ1が良いようです。φ0.98ではネジが浅く、φ1.1では切り込みません。

 再び旋盤に戻し、ネジの奥をφ1.4くらいまで挽きます。

 こんなふうに段つきになりました。

 左端のφ2のところを、ハープの六角ピンバイスに差し込みます。細目平ヤスリで5回ずつ削っては回し、削っては回し、6回目でノギスで測ります。1.3くらいまで削ってしまいました。前回飛ばしてしまった物がφ1.4で大きめでしたから、ちょうど良いかもしれません。メインロッドとクロスヘッドを繋いでから、六角部を切断しようと目論んでいます。

 そこで、メインロッドに戻ります。クロスヘッドとの孔は拡がってしまったので、パイプを差しこんでネジ切りします。ハンダづけした根本から余ったパイプを切り落とします。上手い保持方法が思いつかず、不安定ながらこんな感じで保持しました。切るときは糸鋸刃のそばを爪で抑えてブレを止めました。

 といったところでお時間になりました。お弁当は焼肉丼です。新玉ねぎが甘いです。