こういち工作記

忘れる工作者の備忘録

Bタンク148 再クランク39

 ネジはねじ込みが浅かったです。奥までねじ込んだら真っ直ぐになりました。

 やり直して芯を出してロータリーテーブルに止めました。フライス盤のドリルチャックを外してエンドミルに取り替えたら、困りました。エンドミルが高くて、ワークに届きません。

 このフライス盤はサカイの旋盤ML210のバーチカルアタッチメントです。それを、サカイのボール盤用スタンドにつけたものです。なのでZ軸はネジで止まっているだけです。ネジを緩めれば下がりますが先程の芯はずれます。この方法は失敗でした。

 ちょうどそのときコメントを頂きました。ネジ穴に芯が合えばいいわけですから、もっと簡単に考えました。折れたφ1エンドミルの先をネジ穴に沈めて、その外周で芯が出せないか?

 折れたφ1エンドミルはシャンクがφ6でちょうどフライスのコレットに合いますので、高さは低くて大丈夫です。フライス盤のZ軸ネジを緩め、低くします。なるべく治具のネジ穴に先を合わせて下ろしました。

 ロータリーテーブルの爪をほんの少し緩めて、先をネジ穴に沈めます。エンドミルは幸い?根元から折れていてネジには干渉しませんでした。止まるまで進めて、テーブルの爪を締めました。

 これでネジ穴とフライス盤の軸の芯は合ったと思います。