こういち工作記

忘れる工作者の備忘録

Bタンク110 再クランク2

 2mmに削り直しました。ところが、ダイスホルダーにはめると三方からキリコが出ず、ワークの先が傍に逸れていきます。ホルダーの中心がずれているのかな?結局ネジは切れず、やり直しです。帰ったら、φ2の棒で試してみる積もりです。

 ホルダーに疑いがあるのは、このホルダーは先輩から材料を頂き、自作したものだからです。そのとき内径を削る方法を誤り、ダイスぴったりの内径で内ぐりバイトで少しずつ削ったのです。ダイスはするりと入るように削れましたが、どうも内径が全体的に広すぎるように感じます。親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている私には、こうした手違いはいつものことです。

 ダイス径より0.5mmほど狭い径で、奥まで荒削りして、そのあと同じ切削量で奥まで削る要領でダイス径に近づければもっと正確にできたと今さら思います。なのでダイスの中心がずれても納得できるのです。作り直せば良いのです。

 仕事で多点杖の長さ調整をしていたら、思いつきました。φ2真鍮棒にネジ切りします。その後0.6mmネジなし部を残して、φ3の真鍮棒にφ2孔を開けたt1のリングをハンダ付けすれば、段付き、もといネジなし部付き抑えネジができますね。