圧入車輪はタイヤと
輪芯に分かれます。
写真上の絶縁側はさらに
輪軸にも樹脂のカラーが
着いています。
動輪にするときの過程で
これらが動くと、
バックゲージや位相が
狂います。
そこで、今回嵌め直すときは
タイヤはロックタイト601で
軸カラーはエポキシ系接着剤で
止めました。
ところで、動輪のクランクは
タイヤからどの程度飛び出して
いるのでしょう?
手持ちの5個を見てみます。
左端はエコーのφ10.5、
センターはつぼみBタンクです。
平均で0.4mmほどタイヤから
はみ出ています。
さらに気づいたのは、
ロッドピンのネジ穴の長さです。
スポーク一本がクランクの位置に
重なって、一体になっています。
ネジ孔は2mm程度長く作られて
締め込めるようになっています。
ものによってはネジ孔だけが
タイヤの外にはみ出ていたり、
車輪裏まで貫通していたりします。
ネジ孔もしっかりしていないと、
回転でピンが回ってしまうのかも
知れません。
圧入車輪は輪軸回りが
外周より高くなるので、
t0.6のクランクでもかなり
外に出てしまうことにも
気づきました。
そこでクランクの輪軸周囲を削って
嵌めました。
さらに軸端はマスキングテープで
保護して切り落とします。
クランクを仮にはめます。
位相を合わせて、軸とクランクを
はんだ付けしました。